2010年8月11日(入院日記抄)

 今日の検査。頚部単純MRA。

 看護師

 いつ頃から「看護婦」が「看護師」に変わったのだろうか。他の病院の状況はしらないが、私の入院する病棟には男性の看護師が一人配属されている。病院全体では10数人は働いているそうだ。

 看護の仕事には女性が向いているという考えは男性の身勝手が作り出した考えだ。男性看護師の働きぶりをみているとその感を強くする。しかもこの職種は男性の筋力を必要とする。今後も増えることを期待する。

 だいぶ前のことになるが、膨大新聞の夕刊一面にのった関西財界のリーダーといわれる人のエッセーを鮮烈に記憶している。外国人労働者問題に関するものだったが、看護婦としてフィリッピン女性の導入は結構、なろうことなら金髪白人女性をホステスにというものであった。その下品さに驚かされたが、それ以上に白人女性に対する劣等感とフィリッピン女性を看護婦にと言う身勝手さには驚かされた。このエッセーを載せた新聞のデスクの見識を疑った。

 つい最近だが、この新聞の文化欄にウィーンフィルハーモニーではじめて女性として楽長に就任した女性のエッセーが掲載された。ウィーンフィルは女性を採用しないことで有名なオーケストラであったが、最近否ってようやくその「伝統」を破棄した。そういうこともあってこのエッセーを興味深く読んだ。ところがである。筆者も翻訳者も肩書を「コンサートミストレス」としているのに、見出しは女性初の「コンサートマスター」とあった。あいもかわらぬデスクの見識のなさではある。

 

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このページは、kitanihitoが2010年8月20日 15:52に書いたブログ記事です。

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