2010年12月8日ー生活の規模を見渡せるものにするー

 来春75歳になる。今の体調からすればよほどのことがない限り無事にその時を迎えられるだろう。70歳で現役を終えたとき、生活水準の見直しと整理の作業を始めた。大胆に取り組んだ筈だったが、私の身辺は依然としてものの山である。老いは急速に進むものと思ったが、そうはいかなかった。捨てる行為にあわせて書物を買い込んだ。衣服も着の身着のままとはいかなかった。これは想定外の成り行きだった。

 長く生きてこの世の末を観察したいという願望が強まっているが、70歳の時に見通せた程度に自分の生を見通すことはもう出来ないだろう。とすれば、そろそろ老いに備えなければならない。物忘れが常態化すれば、何を持っているのかさえわからなくなり、自分の生活そのものを掌握することさえ難しくなるだろう。

 生活を見渡せる規模に縮小しようと決めた。とりあえすは書物の山の処分である。ライフワークとしてそのうち取り組みたいと蓄えたものを破棄することにした。今取り組みたいテーマ、いま書きたいことに集中して生きることにした。なんとか書棚に重ねて積み上げる状態を解消し、どんな本を持っているかを見渡せるようにしたいと願っている。

 次は膨大なノートや手帳、日記のたぐいの処分だ。高校生の時のものもある。すでに出版、印刷されている原稿はとっくに捨てた。ノートやメモは眺めているとかっての努力の過程がよみがえってきて愛着心が強まるばかりだ。しかし書物はまだ他人の利用に供される可能性があるが、ノートは家族にとっても紙くず以外の何物でもない。大胆に捨てようと思う。

 

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このページは、kitanihitoが2010年12月 8日 14:31に書いたブログ記事です。

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