2011年6月17日ー京大病院眼科入院の記録(10)ー

【退院】

 5月31日、「手錠」がはずされ、無事退院となった。
 白内障手術は盲腸手術程度のものという人がある。私にとってはこれで最終的治療のの前段階が終わったと言うことで、とてもそのようにはいえないの。だが、一応は安堵したといえるだろう。そろそろと「読み、書き、入力」に復帰しようと思う。
 家に帰って洗面台の鏡の前に立ったとき、これまでに見たこともないしわだらけ、しみだらけの老人の顔が写し出された。これが私の本当の顔なのか、それとも人工的なレンズがつくり出した虚像なのか。そんなことはどうでもよい。拡大鏡を眼の中に入れたようなものと思えばよいのだ。
 女性たちのためにあえて付け加えておこう。人工的レンズによって彼女たちは今まで以上に麗しく見える、と。

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このページは、kitanihitoが2011年6月16日 13:07に書いたブログ記事です。

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