79才

 先日79才になった。とりあえずの目標にしている80代に入るのももうすぐだ。この年齢まで生きられるなどと青年の時代には想像できなかった。見倣うべき人もいないかった。それだけに今生きていることのさまざまな体験は実に新鮮で、好奇心はますます高まる感じがする。これほどまでに新しく友情が芽生え、支え合う関係が発展して生きられるとはすばらしいことではないか。
 老いてゆく生き方は結局のところ自分自身で道を切り開き、設計して行く以外にないし、あらかじめ計算しようがない。いったいどれだけの体力と知力が残されているのか、衰える体力と知力をあらかじめ知ることはできないからだ。しかし、70代を何とか生き抜いて80代を迎えようとする予感は決して悲観的な先細りのものではない。楽観的な予感がその通りに進む保証などないことはもちろん承知している。
 「よろよろ歩き」の原因の一つともなっていた重いリュックサックも軽めのに変えた。友人が誕生祝いに帽子を贈ってくれた。いままでのイメージを変えたいと期待している。外見はともかく、知力はどうだろうか。好奇心はどうだろうか。最近書くものは短くなり、論理も乱雑になってきたような気がするが、果たして挽回できるだろうか。不安もあるが、同時に変わることへの期待も膨らんでくる。楽しみなことだ。(2015.2.26)

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このページは、kitanihitoが2015年2月26日 21:15に書いたブログ記事です。

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