子どものようにただ無邪気にはしゃいでいた

  1ヶ月ほど前の出来事だ。月に一度の診察のために西七条村の主治医のところに出かけ、昼食はいつものように中央卸売市場前のすし市場ですませ、七条通に出てタクシーを拾う。近づいてきた車の屋根を見るとなんと四つ葉の黒バーではないか、それも空車で私の前に止まってくれるではないか!
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 京都のタクシー会社最大手のYタクシーの社標はクロバー、そのうち数台が四つ葉のクローバーという。幸運の印の遭遇したいと眼をこらしていたが、長い間このまちでタクシーに乗ってきたのにその機会は一度もなかった。
 それだけに私は乗り込んでから子どものようにはしゃぎまくったようだ。運転士の言うには、「先日も小学生のお嬢さんが乗られて、はしゃいでましたよ」。「そうですか、私のいまの姿は小学生の女の子ですか」彼は私が小学生に比較されて気分を害したと思ったらしい。マスクをしているのだから私の喜びの表情を読み取れなかったのだろう、慌てて私の気分を取りなす雰囲気を作り始めたのだった。
 私はこの年齢になっても無邪気に喜べる自分がとにかくうれしかった。乗車の記念に小さなカードを1枚、これはお守りとして私の障害者手帳に挟み込まれている。あの日以来、Yタクシーを予約することが多くなった。通りで拾うときも四つ葉のクロバーにまた会えないかなと目をこらす。単純なんだなあ。

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このページは、kitanihitoが2022年1月14日 10:06に書いたブログ記事です。

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