庭木散髪ー一本の樹木でも生命が宿るー


 
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植木屋さんが入り、2日かけて樹々の散髪と庭の掃除をしてもらった。樹木は生き返ったように美しくなり、そばで暮らす私の気持ちも清清しく心洗われた。それだけにこの日から庭に出ることが多くなった。私自身のむさ苦しい髪も髭もそろそろきれいにしなければとも考えはじめた。
 このあばら屋に住むのもあと何年だろうか、樹木を愛でる人の手に渡ってほしいものだ、と考えることが多くなった。森で育ち、植木屋の手許で手塩にかけて育て上げられ、この家の庭に移植された樹々を枯らしたり、ましてや切り倒すことなど、あまりに無残すぎる。
 しかし、私の望みが叶えられる可能性は日毎に少なくなってい
るのではないか。鉄とコンクリートでまちをつくることが進歩だと考える輩が支配的になっている。その風潮を背景に国家目的や戦争準備のためなら、何のこだわりもなく樹や森を伐採し破壊する。いま沖縄で進んでいる事態がそのよい
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実例ではないか。一本であれ数本であれ樹の命をまもり続けなければならない、その態度が地球環境を守り戦争反対へとつながって行くと思う。
 そうはいっても、私のちっぽけな庭は、いったいどうなることやら。(2016.10.25)

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